2019年10月24日 (木) | 編集 |
私の勤めている会社の本社では、地域社会貢献、交流のために毎年お祭りを
行っています。お祭りといってもメインは社員による食べ物の屋台で、利益を無視
した値段設定が評判のようです。屋台以外では、プロの演奏家によるクラシック
コンサートも開かれます。こちらは入場無料という太っ腹さ!
このお祭りは毎年9月に行われていましたが、今年はグローバル会議と一緒に
10月にやることになりました。私は去年、グローバル会議に出席しているので
今年は同僚の番です。お祭りについては、海外支店の社員も手伝わされたり
してねー、くらいにしか思っていませんでした。
が、今年のコンサートは、なんと「古川展生のチェロコンサート」である、という
ことがわかり…。古川展生さまというのは、私の憧れのチェロ奏者です。憧れ、
どころか、私がチェロを習うきっかけとなったお方です。
えー、ウソでしょ。そんなすごい人がうちの会社に来ちゃうなんて…。
なのに、行けない私…。
めちゃくちゃショックでした。

時は今から約15年前。まだ日本にいた頃、テレビ(情熱大陸だったと思う)に
展生さまが出ていて、私は一目惚れ。すぐさまコンサート情報をチェックして、
展生さまの生演奏を聴きに行きました。当時、追っかけファンみたいなグループ
がいて、誰、あなた?新顔ね?みたいな感じで見られました。彼女たちは「展生
さまのチェロになりたい」などとあり得ないことを言っていました。私は展生さま
の弾く白鳥に感動して、いつか私もチェロで白鳥を弾いてみたい、などという、
これまたとんでもない夢を抱くこととなったのでした。
私はその後すぐドイツに来てしまったので、展生さまの生演奏を聴いたのはそれが
最初で最後。ドイツでの最初の何年かはドイツ語の壁があったし、父親の介護で
日本とドイツを行ったり来たりしなくてはならなかったり、でチェロを習うどころ
ではありませんでした。でも、いつかチェロを習いたいという夢は漠然と持ち
続けていました。
5年ほど前、たまたま日本人の学生さんが「チェロを教えます」という広告を出して
いたのを見てすぐに飛びつきました。「古川展生のファンです。白鳥が弾けるように
なりたいです」と無邪気に問い合わせをし、レッスンを受けることにしました。
弦楽器がどれだけ難しいかとか、高価であるかとか、維持にもお金がかかるとか、
とにかく何にも知りませんでした。だから、逆に突っ走れたのかもしれません。
途中、2Cellosとかも好きになったりしましたが、私のチェロの原点はやっぱり
古川展生さまです。その人がうちの会社でコンサートをするなんて…。大半の
人は名前を聞いても知らないかも(おくりびとのサントラの演奏をしている人、
というと、あぁそうなんだ、って反応)。クラシック音楽に興味がない人もいる
だろうし。そういう人たちが展生さまのコンサートに行けて、大、大、大ファンの
私が行けないなんて。あまりにもショック過ぎて、思わず本社の総務部の
知り合いに泣きのメールを送りました。そうしたら、担当の人に話をしてくれて、
サインをもらうことはできますよ、と言ってくれました。
日本に行く同僚に白鳥の楽譜を持って行ってもらって、昨日、宛名入り+サイン
入りでその楽譜が私の手元に戻ってきました(涙)。

今はまだ簡単バージョンの白鳥しか弾けませんが、いつの日か、この楽譜通りの
本当の白鳥が弾けるようになるまで、頑張るぞ~。展生さまの演奏を聴くことが
できなかったのは残念だったけど、本社の人の心配りや同僚の協力で白鳥の
楽譜に展生さまのサインが貰えたのはこの上なく嬉しいです。これはチェロと
一緒に一生のお宝です。

行っています。お祭りといってもメインは社員による食べ物の屋台で、利益を無視
した値段設定が評判のようです。屋台以外では、プロの演奏家によるクラシック
コンサートも開かれます。こちらは入場無料という太っ腹さ!
このお祭りは毎年9月に行われていましたが、今年はグローバル会議と一緒に
10月にやることになりました。私は去年、グローバル会議に出席しているので
今年は同僚の番です。お祭りについては、海外支店の社員も手伝わされたり
してねー、くらいにしか思っていませんでした。
が、今年のコンサートは、なんと「古川展生のチェロコンサート」である、という
ことがわかり…。古川展生さまというのは、私の憧れのチェロ奏者です。憧れ、
どころか、私がチェロを習うきっかけとなったお方です。
えー、ウソでしょ。そんなすごい人がうちの会社に来ちゃうなんて…。
なのに、行けない私…。
めちゃくちゃショックでした。

時は今から約15年前。まだ日本にいた頃、テレビ(情熱大陸だったと思う)に
展生さまが出ていて、私は一目惚れ。すぐさまコンサート情報をチェックして、
展生さまの生演奏を聴きに行きました。当時、追っかけファンみたいなグループ
がいて、誰、あなた?新顔ね?みたいな感じで見られました。彼女たちは「展生
さまのチェロになりたい」などとあり得ないことを言っていました。私は展生さま
の弾く白鳥に感動して、いつか私もチェロで白鳥を弾いてみたい、などという、
これまたとんでもない夢を抱くこととなったのでした。
私はその後すぐドイツに来てしまったので、展生さまの生演奏を聴いたのはそれが
最初で最後。ドイツでの最初の何年かはドイツ語の壁があったし、父親の介護で
日本とドイツを行ったり来たりしなくてはならなかったり、でチェロを習うどころ
ではありませんでした。でも、いつかチェロを習いたいという夢は漠然と持ち
続けていました。
5年ほど前、たまたま日本人の学生さんが「チェロを教えます」という広告を出して
いたのを見てすぐに飛びつきました。「古川展生のファンです。白鳥が弾けるように
なりたいです」と無邪気に問い合わせをし、レッスンを受けることにしました。
弦楽器がどれだけ難しいかとか、高価であるかとか、維持にもお金がかかるとか、
とにかく何にも知りませんでした。だから、逆に突っ走れたのかもしれません。
途中、2Cellosとかも好きになったりしましたが、私のチェロの原点はやっぱり
古川展生さまです。その人がうちの会社でコンサートをするなんて…。大半の
人は名前を聞いても知らないかも(おくりびとのサントラの演奏をしている人、
というと、あぁそうなんだ、って反応)。クラシック音楽に興味がない人もいる
だろうし。そういう人たちが展生さまのコンサートに行けて、大、大、大ファンの
私が行けないなんて。あまりにもショック過ぎて、思わず本社の総務部の
知り合いに泣きのメールを送りました。そうしたら、担当の人に話をしてくれて、
サインをもらうことはできますよ、と言ってくれました。
日本に行く同僚に白鳥の楽譜を持って行ってもらって、昨日、宛名入り+サイン
入りでその楽譜が私の手元に戻ってきました(涙)。

今はまだ簡単バージョンの白鳥しか弾けませんが、いつの日か、この楽譜通りの
本当の白鳥が弾けるようになるまで、頑張るぞ~。展生さまの演奏を聴くことが
できなかったのは残念だったけど、本社の人の心配りや同僚の協力で白鳥の
楽譜に展生さまのサインが貰えたのはこの上なく嬉しいです。これはチェロと
一緒に一生のお宝です。

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2019年10月19日 (土) | 編集 |
昨日、4回目のUrban Sketchingのクラスがありました。万年筆(なければ水性
ペン)を持ってくるようにとのことでした。いまどき万年筆なんて持っていない
ですよねぇ…。ドイツでは小中学校で万年筆を使うらしく、スーパーやドラッグ
ストアの文具コーナーに安いものが売られています。だからクラスに行く前に
買おうと思っていたのですが、まさかの残業でその時間がなく…。しかたなく
手持ちの水性ペンで代用することに。昔、スーパーで買った安物ですが仕方
ありません。
その日習ったテクニックは、万年筆あるいは水性ペンで書いた線を水筆でなぞり
色をにじませて水彩絵の具のような効果を出す、というものでした。絵の具セット
一式を持ち歩かなくても、万年筆と水筆の2本でいける、というのがポイント。
先生がお手本を見せ、それを真似して練習し、すぐさま外に出てこのテクニック
を使ったUrban Sketchingをすることになりました。クラスが行われているのは
ショッピングセンター内のVHS(市民大学)なので、外、というのはショッピング
センターのことです。まずは20分間で、好きなショーウィンドウを見つけ、そこに
飾られているものを3種類のアングルで描く、というお題が出ました。2つ目を
描いたところで時間切れ~。
描いた絵をみんなで見せっこしてから、今度は目に留まったものを小さな四角の
中に6個以上描く、というお題に挑戦。これまた20分ほどだったので、とにかく
急いで描かなければなりません。これはなんとか達成できて、合計9個の
小物が書けました。
またみんなで見せっこし、描いた絵の中から一つ、気に入ったものをじっくり
描いてみることになりました。けっこうみんなに人気だったのが、ランジェリー
のお店のショーウィンドウで、下着をつけたマネキンを描いている人がけっこう
いました。私もその一人(笑)。そしてそのマネキンをじっくり描く題材に
選びました。最後はじっくり時間があったので、水筆を使って影をつけたりも
できました。

急いで描いているので、雑なのはこの際置いておいて、四角の中にどう題材を
納めるかや、水筆を使った効果の出し方、などがこの日のテーマでした。紫の
ペンを使ったのは、たまたま筆入れの中から取り出したのがこの色だったから
なのですが、なかなか好評でした。でも安物の水性カラーペンだから、繊細な
線が描けませんでした。やっぱり万年筆、欲しいかも。
万年筆と言えば、思い出すのが中一時代、中一コースという雑誌。年間購読
するとプレゼントとして万年筆がもらえました。私は中一時代派で王貞治の
サイン入り万年筆だったような。軸の色が黒、えんじ色、青から選べたっけ。
その年の中一コースはピンクレディの万年筆だったかな?懐かしい…。
それ以来、万年筆なんて買ったことも使ったこともありません。いまどき使う人
なんているんだろうか、などと万年筆業界のことを心配したりもしましたが、
実は絵を描く人の間ではマストアイテムのようです。その中でも手軽さが
受けて人気なのが、ドイツLamy社のSafariという万年筆です。YouTubeで
Urban Sketchingや水彩画に関する動画を見ていると、たいていこの万年筆が
出てきます。そして、この日先生が使っていたのもやはりLamyのSafariでした。
これは買うしかないと早速オンラインで注文しました。
Lamy Safariは日本でも売られていて、それなりに評判がいいようです。お値段は
2000~4500円くらい。2000円で買えるなら、こっちで買うのとあまり
変わらないですね。ちなみに私はポップなピンクのを選びました。密林でインク
2箱付で19ユーロ也。

王さんのサイン入り万年筆以来の万年筆、届くのが楽しみです。
ペン)を持ってくるようにとのことでした。いまどき万年筆なんて持っていない
ですよねぇ…。ドイツでは小中学校で万年筆を使うらしく、スーパーやドラッグ
ストアの文具コーナーに安いものが売られています。だからクラスに行く前に
買おうと思っていたのですが、まさかの残業でその時間がなく…。しかたなく
手持ちの水性ペンで代用することに。昔、スーパーで買った安物ですが仕方
ありません。
その日習ったテクニックは、万年筆あるいは水性ペンで書いた線を水筆でなぞり
色をにじませて水彩絵の具のような効果を出す、というものでした。絵の具セット
一式を持ち歩かなくても、万年筆と水筆の2本でいける、というのがポイント。
先生がお手本を見せ、それを真似して練習し、すぐさま外に出てこのテクニック
を使ったUrban Sketchingをすることになりました。クラスが行われているのは
ショッピングセンター内のVHS(市民大学)なので、外、というのはショッピング
センターのことです。まずは20分間で、好きなショーウィンドウを見つけ、そこに
飾られているものを3種類のアングルで描く、というお題が出ました。2つ目を
描いたところで時間切れ~。
描いた絵をみんなで見せっこしてから、今度は目に留まったものを小さな四角の
中に6個以上描く、というお題に挑戦。これまた20分ほどだったので、とにかく
急いで描かなければなりません。これはなんとか達成できて、合計9個の
小物が書けました。
またみんなで見せっこし、描いた絵の中から一つ、気に入ったものをじっくり
描いてみることになりました。けっこうみんなに人気だったのが、ランジェリー
のお店のショーウィンドウで、下着をつけたマネキンを描いている人がけっこう
いました。私もその一人(笑)。そしてそのマネキンをじっくり描く題材に
選びました。最後はじっくり時間があったので、水筆を使って影をつけたりも
できました。

急いで描いているので、雑なのはこの際置いておいて、四角の中にどう題材を
納めるかや、水筆を使った効果の出し方、などがこの日のテーマでした。紫の
ペンを使ったのは、たまたま筆入れの中から取り出したのがこの色だったから
なのですが、なかなか好評でした。でも安物の水性カラーペンだから、繊細な
線が描けませんでした。やっぱり万年筆、欲しいかも。
万年筆と言えば、思い出すのが中一時代、中一コースという雑誌。年間購読
するとプレゼントとして万年筆がもらえました。私は中一時代派で王貞治の
サイン入り万年筆だったような。軸の色が黒、えんじ色、青から選べたっけ。
その年の中一コースはピンクレディの万年筆だったかな?懐かしい…。
それ以来、万年筆なんて買ったことも使ったこともありません。いまどき使う人
なんているんだろうか、などと万年筆業界のことを心配したりもしましたが、
実は絵を描く人の間ではマストアイテムのようです。その中でも手軽さが
受けて人気なのが、ドイツLamy社のSafariという万年筆です。YouTubeで
Urban Sketchingや水彩画に関する動画を見ていると、たいていこの万年筆が
出てきます。そして、この日先生が使っていたのもやはりLamyのSafariでした。
これは買うしかないと早速オンラインで注文しました。
Lamy Safariは日本でも売られていて、それなりに評判がいいようです。お値段は
2000~4500円くらい。2000円で買えるなら、こっちで買うのとあまり
変わらないですね。ちなみに私はポップなピンクのを選びました。密林でインク
2箱付で19ユーロ也。

王さんのサイン入り万年筆以来の万年筆、届くのが楽しみです。
2019年10月17日 (木) | 編集 |
最近、隙間時間にささっと何かをスケッチして楽しんでいます。集中力が
続かないので、単品をとにかくささっと。モチーフは身近にあるもの。果物とか、
野菜とか。この間はリンゴとパプリカを描きました。次は何を描こうかなー。
と、冷蔵庫の中を物色して、引っ張り出してきたのは「長ネギ」。といっても
日本の長ネギとはちょっと違います。調べてみたら、こっちの長ネギは、日本の
わけぎに近いようです。大きさが日本の長ネギよりうんと小ぶりで、緑の部分が
多いです。
モモ君に、何してるの?的な目で見られましたが、気にせずささっと。そして
色もちゃちゃっと塗ってみました。思っていたよりも上手に描けたので、懲りずに
載せちゃいます。影の感じもわりと自然に仕上がりました(と自画自賛)。

って、ネギなんて描いてどうする、って感じですよね(笑)。
絵は、今のところこんな風に楽しく描ければそれで満足なのですが、チェロは
そうはいきません。なんたって音が出ちゃいますから、ご近所にも迷惑を
かけているわけだし。ほぼ毎日欠かさず練習をしていますが、ちっとも上達
しません。先生にはいつも、表現力の乏しさを指摘されます。
白鳥とかG線上のアリアとか、正直いったい何を表現していいか私には
わかりません。白鳥になった気持ち、とかならまだ想像してみるくらいは
できますが、じゃぁG線上のアリアは何になればいいのでしょう…。でも先生の
話によると、音楽は言語と一緒で、何かを語りかけてくる、んだそう。
多分、脳の造りというか、感性というか、持って生まれた才能というか、
とにかく凡人と芸術家では何かが違うんでしょう。どうやら先生は、曲を
聴くと、その曲を作った人のメッセージが伝わってくる、らしいんです。
そういうの、私にはありません、と言ったら、じゃぁ自分で歌詞をつけて
みなさいと言われました。そして先生は、ちょうど取り上げていた練習曲を
弾きながら
私はチェロを教えてる。チェロは歌うわ。
ねぇ、聴いて。素敵でしょ。チェロの音色は美しいわ。
だから教えているの。チェロは歌うわ。
とかなんとか歌い始めました。さ、あなたの番よ、と言われましたが、弾くの
でさえ必死なのに、即興で歌詞をつけて歌えるわけありません。そしたら、
声を出して歌わなくていいから、頭の中で歌いながら弾いてみなさい、という
ことになり…。
ようし、何か考えなくては。えーっと、えーっと、はいスタートっ。
カナちゃん、かわいい猫。いつでもかわいい。
なんで、かわいいの?まっ黒、黒猫だから。
カナちゃん、かわいい猫。いつでもかわいい。
ちーん…。
自分でも情けなくなる発想(笑)。でも、確かに歌詞がつくと、強弱?アクセント?
はつけやすくなります。でも練習曲は短いからなんとかなるけど(なってない)、
白鳥とかG線上のアリアとかタイスの瞑想曲の場合はどうすればいいんだろ…。
とりあえず、家に帰って練習する時に声を出して弾いてみました。まずはこの
練習曲です。カナのかわいさを表現するよう意識して弾いてみたつもりでしたが…、
当の本猫は、私が弾き始めるなり、そそくさと別の部屋に避難してしまいました。
続かないので、単品をとにかくささっと。モチーフは身近にあるもの。果物とか、
野菜とか。この間はリンゴとパプリカを描きました。次は何を描こうかなー。
と、冷蔵庫の中を物色して、引っ張り出してきたのは「長ネギ」。といっても
日本の長ネギとはちょっと違います。調べてみたら、こっちの長ネギは、日本の
わけぎに近いようです。大きさが日本の長ネギよりうんと小ぶりで、緑の部分が
多いです。
モモ君に、何してるの?的な目で見られましたが、気にせずささっと。そして
色もちゃちゃっと塗ってみました。思っていたよりも上手に描けたので、懲りずに
載せちゃいます。影の感じもわりと自然に仕上がりました(と自画自賛)。

って、ネギなんて描いてどうする、って感じですよね(笑)。
絵は、今のところこんな風に楽しく描ければそれで満足なのですが、チェロは
そうはいきません。なんたって音が出ちゃいますから、ご近所にも迷惑を
かけているわけだし。ほぼ毎日欠かさず練習をしていますが、ちっとも上達
しません。先生にはいつも、表現力の乏しさを指摘されます。
白鳥とかG線上のアリアとか、正直いったい何を表現していいか私には
わかりません。白鳥になった気持ち、とかならまだ想像してみるくらいは
できますが、じゃぁG線上のアリアは何になればいいのでしょう…。でも先生の
話によると、音楽は言語と一緒で、何かを語りかけてくる、んだそう。
多分、脳の造りというか、感性というか、持って生まれた才能というか、
とにかく凡人と芸術家では何かが違うんでしょう。どうやら先生は、曲を
聴くと、その曲を作った人のメッセージが伝わってくる、らしいんです。
そういうの、私にはありません、と言ったら、じゃぁ自分で歌詞をつけて
みなさいと言われました。そして先生は、ちょうど取り上げていた練習曲を
弾きながら
私はチェロを教えてる。チェロは歌うわ。
ねぇ、聴いて。素敵でしょ。チェロの音色は美しいわ。
だから教えているの。チェロは歌うわ。
とかなんとか歌い始めました。さ、あなたの番よ、と言われましたが、弾くの
でさえ必死なのに、即興で歌詞をつけて歌えるわけありません。そしたら、
声を出して歌わなくていいから、頭の中で歌いながら弾いてみなさい、という
ことになり…。
ようし、何か考えなくては。えーっと、えーっと、はいスタートっ。
カナちゃん、かわいい猫。いつでもかわいい。
なんで、かわいいの?まっ黒、黒猫だから。
カナちゃん、かわいい猫。いつでもかわいい。
ちーん…。
自分でも情けなくなる発想(笑)。でも、確かに歌詞がつくと、強弱?アクセント?
はつけやすくなります。でも練習曲は短いからなんとかなるけど(なってない)、
白鳥とかG線上のアリアとかタイスの瞑想曲の場合はどうすればいいんだろ…。
とりあえず、家に帰って練習する時に声を出して弾いてみました。まずはこの
練習曲です。カナのかわいさを表現するよう意識して弾いてみたつもりでしたが…、
当の本猫は、私が弾き始めるなり、そそくさと別の部屋に避難してしまいました。
2019年10月13日 (日) | 編集 |
久しぶりによいお天気の日曜日。これからどんどん日照時間が短くなって
いくので、今のうちにお日さまに当たっておかないと。ということで、初めて
一人でアーバンスケッチングをしてみることにしました。絵が上手いわけ
ではないから、じろじろ見られたりしたら恥ずかしいです。だからかなり
勇気が要りました。
とりあえず、歩いて行けるマイン川の支流のニッダ川沿いの遊歩道を
目指しました。が、川まで行く途中で、なんとなくいい感じの場所を見つけ
ました。アーバンスケッチングの小道具の一つに折り畳み椅子、という
のがあるのですが、椅子まで持ってスケッチに行きたいかどうかわからない
ので、まだ買っていません。なので、ベンチとかどこか座れる場所、を
探していたら、いい感じに石の柵(?)、囲い(?)があったので、そこで
スケッチをすることにしました。
川に向かう小道から逸れるので、人通りがほとんどないのもラッキー。
そしてそこから見える景色は、フランクフルトのスカイライン♪写真を撮る
のを忘れましたが、こんな感じです。実際はこのテレビ塔が近くにある
ので、もっと大きく見えます。

で、描いた絵がこちら。下手くそですが、気にしないで載せちゃいますね。

色付けが終わるまで、なんだかんだ小一時間はかかったかなと思います。
最初はよかったのですが、途中でだんだん集中力がなくなってきました。
描いていた場所は小道よりちょい高台にあったのですが、小道沿いのベンチに
座っていたバカモノ(=若者)2人組がマリファナを吸い始め、その臭いが
漂ってきて、さらに集中できなくなり…。色塗りとか、途中でもうどうでも
よくなってきちゃいました。
一人アーバンスケッチングをやってみて、私には集中力や根気がないので、
ささっと描けるものでないとダメ、ということがわかりました。いわゆる
風景画は向いていないということですね。描いていて楽しくなければ意味が
ありませんから。
描いていて楽しい、と思えるのはやっぱりこういうものを描く時です。なんて
いうんでしょうか?静物画?ともちょっと違うような…。一点もの?単なる
イラスト、ですかね?手元にあるものを、気が向いた時にささっと描いてみる
のが楽しいです。時間も、色付けまで入れて15分くらい。そのくらいだと、
集中力ももつし、無心になれます。

最近になって、「私って実は絵を描くのが好きだったのかな」なんて思って
いますが、やっぱり好きだったんでしょうね。机の引き出しの中から無印良品
で買った古いスケッチブックが出てきました。メキシコ生活を終えて、東京の
大田区で一人暮らしをし始めた頃のものです。メキシコで買ったアルマジロの
置物を色鉛筆を使って描いています。

なんで、このスケッチブックのことを思い出したかといういうと、当時多摩川の
近くに住んでいて(下手すぎて見せられませんが)、多摩川でスケッチした
ものがあったからです。昨日、台風19号の影響で多摩川がアマゾン川みたい
になっている様子をニュースで見て、それがどれだけ凄いのかをモモ君に
わかってもらうために、スケッチブックを引っ張り出してきた、というわけです。
7 Junio 99とあるように、描いたのは1999年6月7日。今から20年も前の
こと、です。自分では今の今まであまり意識していませんでしたが、やっぱり
私は絵を描くのが嫌いじゃなかったんですね~。でも、多摩川スケッチはこの
フランクフルトのスカイラインスケッチ同様、ひどい出来ばえ。20年前から
風景画は向いてなかったわけですね(汗)。
一点ものをささっと描くなら、絵手紙なんかが合っているかも。
カナ猫に作品を見せたら、クンクンしてました。臭い嗅いでどうするっ(笑)。

カナ猫ですが、おとといの夜中に発作を起こしました。よく食べたものを吐く
ことはありますが、その時は吐いた後に目を見開いて、呼吸が荒くなって、
首が座らなくなって頭を支えられず、足腰も立たなくなり…。目も耳も機能
していないような感じで、脳卒中か何かを起こしたのではないかと思いました。
歳が歳ですから、かなり覚悟を決めて一晩中傍に付き添っていましたが、
朝方になったら、すくっと立ち上がり、水を飲みに行き、その後普通にトイレも
済ませ…。最初はふらついていましたが、午後にはすっかりよくなったようで、
ヨガマットの上で、ヨガもどきをやりたがったり、お腹がすけば、早くご飯に
しろ、と言わんばかりにえばっています。
少しずつ心構えをしておかなくては、と思いつつ、ドイツに来てからもずっと
一緒なので、カナ猫がいない生活は想像がつきません。せめて猫又になる
(=20歳になる)までは一緒にいて欲しいんだけどな…。
いくので、今のうちにお日さまに当たっておかないと。ということで、初めて
一人でアーバンスケッチングをしてみることにしました。絵が上手いわけ
ではないから、じろじろ見られたりしたら恥ずかしいです。だからかなり
勇気が要りました。
とりあえず、歩いて行けるマイン川の支流のニッダ川沿いの遊歩道を
目指しました。が、川まで行く途中で、なんとなくいい感じの場所を見つけ
ました。アーバンスケッチングの小道具の一つに折り畳み椅子、という
のがあるのですが、椅子まで持ってスケッチに行きたいかどうかわからない
ので、まだ買っていません。なので、ベンチとかどこか座れる場所、を
探していたら、いい感じに石の柵(?)、囲い(?)があったので、そこで
スケッチをすることにしました。
川に向かう小道から逸れるので、人通りがほとんどないのもラッキー。
そしてそこから見える景色は、フランクフルトのスカイライン♪写真を撮る
のを忘れましたが、こんな感じです。実際はこのテレビ塔が近くにある
ので、もっと大きく見えます。

で、描いた絵がこちら。下手くそですが、気にしないで載せちゃいますね。

色付けが終わるまで、なんだかんだ小一時間はかかったかなと思います。
最初はよかったのですが、途中でだんだん集中力がなくなってきました。
描いていた場所は小道よりちょい高台にあったのですが、小道沿いのベンチに
座っていたバカモノ(=若者)2人組がマリファナを吸い始め、その臭いが
漂ってきて、さらに集中できなくなり…。色塗りとか、途中でもうどうでも
よくなってきちゃいました。
一人アーバンスケッチングをやってみて、私には集中力や根気がないので、
ささっと描けるものでないとダメ、ということがわかりました。いわゆる
風景画は向いていないということですね。描いていて楽しくなければ意味が
ありませんから。
描いていて楽しい、と思えるのはやっぱりこういうものを描く時です。なんて
いうんでしょうか?静物画?ともちょっと違うような…。一点もの?単なる
イラスト、ですかね?手元にあるものを、気が向いた時にささっと描いてみる
のが楽しいです。時間も、色付けまで入れて15分くらい。そのくらいだと、
集中力ももつし、無心になれます。

最近になって、「私って実は絵を描くのが好きだったのかな」なんて思って
いますが、やっぱり好きだったんでしょうね。机の引き出しの中から無印良品
で買った古いスケッチブックが出てきました。メキシコ生活を終えて、東京の
大田区で一人暮らしをし始めた頃のものです。メキシコで買ったアルマジロの
置物を色鉛筆を使って描いています。

なんで、このスケッチブックのことを思い出したかといういうと、当時多摩川の
近くに住んでいて(下手すぎて見せられませんが)、多摩川でスケッチした
ものがあったからです。昨日、台風19号の影響で多摩川がアマゾン川みたい
になっている様子をニュースで見て、それがどれだけ凄いのかをモモ君に
わかってもらうために、スケッチブックを引っ張り出してきた、というわけです。
7 Junio 99とあるように、描いたのは1999年6月7日。今から20年も前の
こと、です。自分では今の今まであまり意識していませんでしたが、やっぱり
私は絵を描くのが嫌いじゃなかったんですね~。でも、多摩川スケッチはこの
フランクフルトのスカイラインスケッチ同様、ひどい出来ばえ。20年前から
風景画は向いてなかったわけですね(汗)。
一点ものをささっと描くなら、絵手紙なんかが合っているかも。
カナ猫に作品を見せたら、クンクンしてました。臭い嗅いでどうするっ(笑)。

カナ猫ですが、おとといの夜中に発作を起こしました。よく食べたものを吐く
ことはありますが、その時は吐いた後に目を見開いて、呼吸が荒くなって、
首が座らなくなって頭を支えられず、足腰も立たなくなり…。目も耳も機能
していないような感じで、脳卒中か何かを起こしたのではないかと思いました。
歳が歳ですから、かなり覚悟を決めて一晩中傍に付き添っていましたが、
朝方になったら、すくっと立ち上がり、水を飲みに行き、その後普通にトイレも
済ませ…。最初はふらついていましたが、午後にはすっかりよくなったようで、
ヨガマットの上で、ヨガもどきをやりたがったり、お腹がすけば、早くご飯に
しろ、と言わんばかりにえばっています。
少しずつ心構えをしておかなくては、と思いつつ、ドイツに来てからもずっと
一緒なので、カナ猫がいない生活は想像がつきません。せめて猫又になる
(=20歳になる)までは一緒にいて欲しいんだけどな…。
2019年10月11日 (金) | 編集 |
以前にVHS(市民大学)の、英語で行う絵画教室という講座を受けたことが
あります。すごく楽しくて、同じ講座をリピ受講したりもして、一年くらい
続けたように思います。
その講座では、パステルやアクリル絵具を使ったいろいろな技法を
習いました。指定された画用紙がA2サイズとかなり大きなもので、
持ち運び用のケースまでわざわざ買ったりしたのですが、講座が
終わってしばらく経ったら、邪魔になり、処分してしまいました。
とにかくデカかったので。
その時描いた絵を、大胆にもブログに載せていました、きっとそれを見た
人は「よくやるねぇ」と苦笑いされたことでしょう。でも今となっては一部
でも自分が描いたものをブログに残しておいてよかったと思います。
その講座を始めたのは、ちょうど10年前の今頃のこと、でした。
秋(新学期)になると、何か始めたくなるパターンは昔から変わっていない
ようで、チェロを始めたのも5年前の秋でした。やはり10年前になります
が、映画「おくりびと」を見た時の記事があって、チェロを習ってみたい、
なんて書いていました(笑)。ちゃんと習ってるじゃん、私(ちっとも上達して
いないけど…)。
さてこの秋に始めたアーバンスケッチングですが、以前に習ったことと
ある意味真逆です。画材はとにかくコンパクトなものを使います。指定
されたのはA5サイズのスケッチブック。アーバンスケッチングとは、ようは
写生のことですが、小学生の頃みたいに絵具セット一式に画板を持参、
ではなく、ささっと描いて、ささっと色づけするためのアイテムを使います。
ミニ絵具セットがいろいろ売られていますが、それも大きすぎると思ったら、
小さな缶ケースを使って手づくりしたり、とか。好きなメーカーの好きな
色の絵の具を自由にセットできるというメリットもあります。
その手軽さ、身軽さ、自由さが気に入って、かなりハマっています。って
いうか、10年前も絵にハマっていたわけで…。私って、実は絵を描くのが
好きの、かな?
小学生の頃、絵がめちゃくちゃ上手な子がいて、その子みたいに描けない
のがもどかしかったこととか、何かやっていると父親がすぐケチをつけて
くるのが嫌だったこととか、中学校の頃、アニメが好きでヒーローの似顔絵
とか描いたりしていたこととか、いっちょまえにペンやインクを買い揃えて
描いたりしてたこととか、いろいろ思い出しました。もし上手に描けなくても、
あきらめずに練習し続けていたら…、父親がいちいちケチつけてこなかったら…、
アニメ好き=オタク扱いされなかったら…、きっと今頃は絵が上手に描けて
いただろうな。そうなんです、私の子供時代はいつも父親が大きく影響して
いたんです…。
先日、フランクフルトにある大きな画材店に行きました。そこに行くのは10年
ぶり。今回は、アクリル絵具やでっかいスケッチブックではなく、水彩絵の具
と小さいスケッチブックを見に。でも実物を見てオンラインで物色した方が
安そうでした。10年前は気がつきませんでしたが、さくら、ぺんてる、トンボ、
パイロット、呉竹といった日本のメーカーの製品がかなり売られていました。
当然、日本で買った方が断然安いです。11月に日本に行くので、これは
まとめ買いするしかないです(笑)。
今は秋休みで、アーバンスケッチのクラスがありません。先生には、毎日
なんでもいいからスケッチしてみるように、と言われたので、早速実践して
みました。私のスケッチ用アイテム、音読の練習が滞っている本、そして
団地の敷地内に植わっている木になっていた実(梨のように見えますが、
実際はめちゃくちゃ硬い)。

下手でも敢えて載せちゃいます。スケッチブックはいつか処分してしまう
かもしれないから。10年後の秋に、またVHSで絵を習い始めたりして(笑)。
あります。すごく楽しくて、同じ講座をリピ受講したりもして、一年くらい
続けたように思います。
その講座では、パステルやアクリル絵具を使ったいろいろな技法を
習いました。指定された画用紙がA2サイズとかなり大きなもので、
持ち運び用のケースまでわざわざ買ったりしたのですが、講座が
終わってしばらく経ったら、邪魔になり、処分してしまいました。
とにかくデカかったので。
その時描いた絵を、大胆にもブログに載せていました、きっとそれを見た
人は「よくやるねぇ」と苦笑いされたことでしょう。でも今となっては一部
でも自分が描いたものをブログに残しておいてよかったと思います。
その講座を始めたのは、ちょうど10年前の今頃のこと、でした。
秋(新学期)になると、何か始めたくなるパターンは昔から変わっていない
ようで、チェロを始めたのも5年前の秋でした。やはり10年前になります
が、映画「おくりびと」を見た時の記事があって、チェロを習ってみたい、
なんて書いていました(笑)。ちゃんと習ってるじゃん、私(ちっとも上達して
いないけど…)。
さてこの秋に始めたアーバンスケッチングですが、以前に習ったことと
ある意味真逆です。画材はとにかくコンパクトなものを使います。指定
されたのはA5サイズのスケッチブック。アーバンスケッチングとは、ようは
写生のことですが、小学生の頃みたいに絵具セット一式に画板を持参、
ではなく、ささっと描いて、ささっと色づけするためのアイテムを使います。
ミニ絵具セットがいろいろ売られていますが、それも大きすぎると思ったら、
小さな缶ケースを使って手づくりしたり、とか。好きなメーカーの好きな
色の絵の具を自由にセットできるというメリットもあります。
その手軽さ、身軽さ、自由さが気に入って、かなりハマっています。って
いうか、10年前も絵にハマっていたわけで…。私って、実は絵を描くのが
好きの、かな?
小学生の頃、絵がめちゃくちゃ上手な子がいて、その子みたいに描けない
のがもどかしかったこととか、何かやっていると父親がすぐケチをつけて
くるのが嫌だったこととか、中学校の頃、アニメが好きでヒーローの似顔絵
とか描いたりしていたこととか、いっちょまえにペンやインクを買い揃えて
描いたりしてたこととか、いろいろ思い出しました。もし上手に描けなくても、
あきらめずに練習し続けていたら…、父親がいちいちケチつけてこなかったら…、
アニメ好き=オタク扱いされなかったら…、きっと今頃は絵が上手に描けて
いただろうな。そうなんです、私の子供時代はいつも父親が大きく影響して
いたんです…。
先日、フランクフルトにある大きな画材店に行きました。そこに行くのは10年
ぶり。今回は、アクリル絵具やでっかいスケッチブックではなく、水彩絵の具
と小さいスケッチブックを見に。でも実物を見てオンラインで物色した方が
安そうでした。10年前は気がつきませんでしたが、さくら、ぺんてる、トンボ、
パイロット、呉竹といった日本のメーカーの製品がかなり売られていました。
当然、日本で買った方が断然安いです。11月に日本に行くので、これは
まとめ買いするしかないです(笑)。
今は秋休みで、アーバンスケッチのクラスがありません。先生には、毎日
なんでもいいからスケッチしてみるように、と言われたので、早速実践して
みました。私のスケッチ用アイテム、音読の練習が滞っている本、そして
団地の敷地内に植わっている木になっていた実(梨のように見えますが、
実際はめちゃくちゃ硬い)。

下手でも敢えて載せちゃいます。スケッチブックはいつか処分してしまう
かもしれないから。10年後の秋に、またVHSで絵を習い始めたりして(笑)。

